信州打刃物

 中央を南北に北国街道が走り、善光寺、直江津間のほぼ中間に位置していた当地は、海陸交通筋に当たっていました。
その昔、鎌の原料である鉄、ハガネは出雲、伯耆から船で着き、直江津の港で陸揚げされ、そこから比較的安い運賃で運ばれたり、近くで火力となる良質の松炭が手に入るなど原材料の入手が可能でありました。又、販売面でも有利な街道筋にあたり、全国に販路が拡大され「信州打刃物」の一大産地となりました。

 今日、生活様式の違いから求められる製品も大分変わってきましたが、伝統の技と新しい工夫でお客様の満足いただける商品をお届けしています。

<農・山作業>鎌・草掻・鍬・鉈・蒔割・・ <包丁>菜切包丁・文化包丁・出刃包丁・・ナイフ・

1本1本手作りです

信州打刃物」は1本1本の鎌・包丁をハンマーやプレスでたたき打ちのすため強靱な刃物となり、切れ味が鋭く丈夫です。又、家内工業の利点として、信州型はもちろんその土地その土地の土壌に適合した農耕用刃物や、山林用刃物、料理人の注文包丁等に対応いたします。

農・山林用具

信州鎌
信州鎌 

 信州鎌と他産地鎌との違いは多々ありますが、独特の特徴の第一は、鎌全体の厚さの六分の一という極めて薄い鋼(ハガネ)部分といわれています。切れ味に影響するこの鋼は薄いほど鍛錬に高度な技術を要します。
刈り取った草が手元へ寄せられてくるという効果をねらった「芝付け」や、刃を薄くしても手元が狂わないようにする「つり」加工なども特徴の一つです。

信州鎌
他地鎌各種 

 全国、土地土地に農作業道具を作る職人がおり、その地域に慣れ親しんで使われる道具があります。
全国に売り回る販売員が持ち帰る要望には、他産地形状の道具を作ってほしいいう希望も多くありました。
当地の職人は、他産地の素晴らしいところと当地の技術を駆使して、要望の製品を生み出します。

信州鎌
他地仕様農具各種 

 当地の職人は、その土地、その土地の土壌に適合した農耕用刃物づくりへの技術を研鑽し、高品質の製品造りに努めています。

包丁

信州鎌
手打ち包丁

 包丁の職人は、農具の職人のようには多くありませんが、切れ味と使いかっての良さで多くの信頼を得ています。  (上の写真には他産地の製品も掲載してあります)